子供たちのためにも小学校建設予定地の地質再調査を!

2014.09.14

2014年9月松戸市議会一般質問中の大橋議員 松戸市内小学校建設予定地で見つかった不法投棄された産業廃棄9月9日の議会 一般質問にて、関台小学校建設予定地の校庭の一部で不法投棄の産業廃棄物(アスファルト殼やガラス片等)が深さ2mと4mの箇所で見つかったのにも関わらず、それを公表せず埋め戻された事態の経緯や調査内容について質問いたしました。

答弁では、試掘によって見つかったコンクリート殻は少量で、土に有害物質は含まれていなかったので問題は無いとしていますが、地質分析が行われたのはコンクリート殻の見つかった8月21日よりも前であったことが発覚しています。

土木建設の専門家の見地からすると、建築資材の埋められた場所には、塗料やシンナー、有機溶剤の一斗缶などが一緒に投棄されていることが多く、土壌汚染を引き起こす可能性があります。そのため地質の調査をするならば、産業廃棄物のあった土壌を調べなければ意味がありませんが、提出された検体がどこの土なのか公表されておらず、このような状況では私たちは何を信用してよいのかわかりません。
また、敷地のどこにどれほどのコンクリート殻やアスファルト片、ガラス片などが埋まっているかわからないため、地震や集中豪雨の際、流出や陥没が起こる可能性は否定できません。
工事の執行部はあくまでもコンクリート殻は小学校建設に支障がないとしていますが、建設できるかどうかではなく、子供たちへの健康被害の可能性を完全に払拭するためのプロセスを踏むべきです。松戸市はこれから子供を育てようとする人たちに選ばれる小学校建設を行おうとしているでしょうか?

是非、松戸市議会インターネット中継の録画映像をご覧下さい!
関連リンク:松戸市議会インターネット議会中継

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