【緊急提言】市民を置き去りにした市議会の許しがたい大暴挙!市民の手で子ども達を守りましょう

2014.09.04

9月9日 午前11:30よりこの問題について一般質問いたします。
ぜひ傍聴または中継にてご覧ください!
大橋ひろし通信号外(2014年9月)
平成26年7月29日午前10時、松戸市議会臨時会が開会されました。 この日審議された議案は、松飛台駅前に新設予定の「関台小学校(仮称)」建設に係る建築費等に不足が生じるため約7億7千万円の増額補正予算を決定しようとするものでした。 この議案説明の中で、新小学校(関台小学校)の建設予定地に不法な産業廃棄物が埋められていることが判明しました。 この地中障害については校舎建設予定地部分だけは除去するが、校庭部分などについては一切除去せずに小学校を建設するということでした。

松飛台地区が地元である私は議会当日の朝まではこの議案に賛成するつもりでしたが、地中に障害物が存在すること及びこれに対して十分な対応をすることなく建築に着手するという事実を知ったため、子ども達を健康被害から守るためには拙速に事を進めるべきではないと考え、開校を数か月遅らせてでもしっかりした調査と必要な対策をとってから着工すべきではないかと主張し、議案に反対をしました。

しかし大変信じがたいことですが、「不法な産業廃棄物を校庭予定地に放置したまま工事に着工する」としたこの議案が賛成多数で可決してしまいました。 議会閉会後、当該建設予定地に産業廃棄物が埋まっていることを松戸市はいつ知ったのかを職員に問いただしたところ、地質調査(ボーリング)は平成24年12月に行われていたということでした。
松戸市教育委員会はこの事実を1年半以上も前から承知していたにもかかわらず今まで何の対策も取ってこなかったということになります。

そしてこのたび、新小学校の開校時期が迫っているということを理由に必要な対策を取らずに建設工事に着手することが決定してしまいました。 子ども達は1日の大半を小学校の校舎やグラウンドで過ごすのです。 このまま小学校が建設されれば、私たちの子ども、孫、ひ孫達はこの先40年~50年間、何が埋まっているかわからない危険な校庭で遊び回ることになります。

小学校建設予定地に不法な産業廃棄物が埋まっていることが明らかになった以上、まずはこれらが及ぼす土壌汚染などの環境への影響や子ども達の健康被害への影響を最優先に調査して公表をすべきであります。

私が先月、校庭予定地にどの程度の産業廃棄物が埋まっているのかをしっかり調査するよう松戸市教育委員会に対して強く要求したところ、9月1日または9月2日のどちらかに調査をするという回答を取り付けました。 私は調査に立ち会うために9月1日の朝8時半に現地に出向き、建設業者の方に、「今日、地中の調査は行いますか?」と訊ねたところ、なんと驚いたことに調査は8月29日に既に完了していると言うではありませんか。

その時、私と業者の方との間で次のようなやり取りがありました。 「その時、地中から何か出てきましたか?」「地表から2メートル地点と4メートル地点でアスファルト塊が出現しました」「出てきたアスファルト塊はどこに持って行きましたか?」「元の地中に埋め戻しました」「誰の指示で埋め戻しましたか?」「市役所の方の指示です」

私は開いた口がふさがりませんでした。私の立ち合いを拒否するかのように依頼者である私に通告することなく勝手に調査日程を変更しただけでも許せないのに、出てきたアスファルト塊をまた元の地中に埋め戻させるなんて…、全く理解できません。

次世代を担う子ども達が健康で安全な学校生活を安心して送ることができる環境整備こそが私達大人の責務であります。 子ども達が安心して安全に勉強や運動に取り組むことができる学校環境を整備するために地元市民の皆様が納得できるまで徹底的に調査・対処を市に対して要求していきますので、皆様もこの問題には大いに注視していただけるようお願いいたします。

大橋ひろしは、この問題に対して一般質問いたします。
平成26年9月9日 午前11時30分頃予定です。
ぜひ傍聴または、インターネット中継をご覧ください。
11日以降インターネット録画中継でもご覧になれます。

PAGE TOP