2012.08.02
地方議員向けサマースクールとは?
自治体は今、厳しい財政状況の下、創意と工夫を凝らしながら、少子高齢化や人口減少、特に、東日本大震災以降、地域力の重要性が問い直されるなど様々な行政課題に取り組み、活力と魅力ある地域づくりを進めています。国においても、地域のことは地域に住む住人が責任を持って決めることのできる活気に満ちた地域社会をつくっていかなければならないとの観点から、「地域主権」の確立を目指し、これまでの分権改革の取り組みを一層加速することとしています。
こうした中、住民の代表であり、自治立法権の担い手である地方議会の役割は、一層重要性を増しています。住民自治の要となる地方議会のさらなる活性化と地方議員の自己啓発・自己研鑽に一役を担うべく、北海道大学公共政策大学院では、地方議員向けのサマースクールを開講しています。
私、大橋ひろしは、議会定数及び議員報酬削減をはじめ、議会改革、入札制度の改善による財政健全化など行政改革を念頭に、市議会議員に立候補しました。当選以来、旧態依然とした様々な議会慣習巨大な行政組織の壁に戸惑いながらも、議会開催毎の登壇、会派の結成などの議会活動と並行して、市政相談室の開設運営、市政報告リポートの発行、市政報告会の開催等、透明性の確保に取り組んでまいりました。
そこで今年、任期中間年を迎え、地方議員としてのチエック機能だけでなく、「提案能力の向上」を目指して8/2(木)~3(金)に「2012地方議員向けサマースクール」に参加してまいりました。今回で5回目となる当スクールですが、北海道以外からの参加は、私が初めてだそうです。